5月22日は国際生物多様性の日

自然を守る洗浄技術──国際生物多様性の日に考える、レーザークリーナーという選択

5月22日は「国際生物多様性の日」。私たちの暮らしを支えてくれている多様な生きものと、それを取り巻く自然環境の大切さに目を向ける日です。こうした日だからこそ、普段あまり意識されない「産業技術と環境の関係」について考えてみませんか?

例えば、工場や建設現場などで使われるサビ取りや塗膜除去といった“洗浄”作業。従来はサンドブラストやウェットブラストといった工法が主流でしたが、これらは多くの研磨材や水を使い、大量の廃棄物を発生させます。施工場所によっては、微粒子や化学物質が周辺の土壌や水系に影響を与える可能性もあり、特に自然豊かな場所では慎重な配慮が求められます。

そんな中で注目されているのが、レーザー光を使って汚れやサビだけをピンポイントで除去する「レーザークリーナー」という技術です。水も薬剤も使わず、母材を極力傷つけず、排出物も最小限。粉塵さえも集塵機で回収できるため、現場を汚さず環境にやさしいのが特徴です。言い換えれば、「自然を守るための洗浄技術」と自負しています。

技術の選択ひとつで、未来の自然や生きものの姿が変わる可能性があります。国際生物多様性の日に、私たちができる小さな選択の一つとして、環境負荷の少ないレーザークリーニングという選択肢を知ってもらえたら嬉しいです。