

H鋼の黒皮除去はレーザークリーナーで可能?構造用鋼材による加工テストで検証
H鋼や鉄骨の黒皮除去でお困りではありませんか?
H鋼や鉄骨には、製造時に形成される**黒皮(ミルスケール)**が付着しています。
黒皮は鋼材表面を保護する役割がありますが、塗装や溶接、メッキなどの前処理では除去が必要になることがあります。
これまで黒皮除去にはサンダーやショットブラストが一般的に使用されてきましたが、近年ではレーザークリーナーによる黒皮除去が、作業効率や品質の向上、ランニングコストの削減といった理由から注目されています。
今回は、合同会社ジージービーで実施した加工テストをもとに、レーザークリーナーによる黒皮除去についてご紹介します。
レーザークリーナーによる黒皮除去は十分可能です
レーザークリーナーは、黒皮だけを効率よく除去し、母材へのダメージを抑えながら表面処理を行える工法です。
特に連続波(CW)レーザークリーナーは、大面積の黒皮除去に優れており、高い作業効率を実現します。
さらにパルスレーザークリーナーで仕上げ加工を行うことで、より均一で美しい金属表面に仕上げることが可能です。
合同会社ジージービーでは、お客様の加工内容や求められる仕上がり品質に応じて、最適なレーザークリーナーをご提案しています。
連続波レーザークリーナー(大面積・高効率加工)
GGB-CW1500W
GGB-CW2000W
GGB-CW3000W
GGB-CW6000W
⬇
パルスレーザークリーナー(高品質仕上げ)
GGB-LM100WS
GGB-LM200WS
GGB-LM300WS
GGB-L500W
GGB-L1000W
加工対象の材質、処理面積、黒皮の状態、求められる仕上がり品質に応じて、最適な機種をご提案いたします。
加工テストの実例
今回の加工テストでは、黒皮が付着した構造用鋼材の試験片を使用しました。
※掲載写真は構造用鋼材による加工テストです。H鋼や鉄骨にも同様の黒皮(ミルスケール)が形成されるため、施工イメージとしてご覧ください。

今回のテストでは、まず連続波レーザークリーナーで黒皮を効率よく除去し、その後パルスレーザークリーナーによる仕上げ加工を行いました。
その結果、作業効率と表面品質を両立した仕上がりが得られました。
連続波レーザー照射後に黒っぽく見える理由
加工後に、
「黒皮がまだ残っていますか?」
というご質問をいただくことがあります。
実際には、連続波レーザークリーナーで加工した鋼材表面は、黒っぽく見える場合があります。
しかし、これは黒皮が残っているのではありません。
レーザー照射によって形成された非常に薄い酸化皮膜によるものであり、多くの塗装前処理では品質上問題ありません。
さらに美しい仕上がりや金属光沢に近い表面が必要な場合には、パルスレーザークリーナーによる仕上げ加工をおすすめしています。
パルスレーザークリーナーによる仕上げ加工のメリット
パルスレーザークリーナーで仕上げ加工を行うことで、
金属光沢に近い美しい仕上がり
より均一な表面品質
塗装前処理品質の向上
熱影響を抑えたクリーニング
が期待できます。
また、広い面積では高出力パルスレーザー、小型部品や精密部品では低出力パルスレーザーなど、加工対象に合わせた最適な機種をご提案しています。
工法 | 特徴 |
|---|---|
サンダー | 粉じん・騒音が大きく、消耗品交換が必要 |
ショットブラスト | 高い除去能力があるが、大型設備やメディア処理が必要 |
レーザークリーナー | 非接触加工・消耗品が少なく、必要な部分だけを効率よく加工可能 |
このような用途におすすめです
H鋼の黒皮除去
鉄骨の黒皮除去
鉄骨塗装前処理
溶接前処理
建設機械部品
プラント設備
鋼構造物の補修
製缶部品のクリーニング
合同会社ジージービーの強み
合同会社ジージービーでは、お客様の用途に合わせて最適なレーザークリーナーをご提案しています。
単に機械を販売するだけではなく、
加工対象
処理速度
仕上がり品質
生産性
ランニングコスト
まで考慮した最適な加工方法をご提案いたします。
「どの出力を選べばよいか分からない」
「自社のワークで加工できるか試してみたい」
そのような場合でもお気軽にご相談ください。
全国デモ受付中
合同会社ジージービーでは、日本全国でレーザークリーナーの実演デモを実施しています。
お客様の実際のワークを使用し、
加工条件の最適化
処理速度
仕上がり品質
最適な機種選定
までご確認いただけます。
導入前に実際の加工性能をご確認いただけますので、安心してご検討いただけます。
まとめ
レーザークリーナーは、H鋼や鉄骨などに形成される黒皮(ミルスケール)の除去に非常に有効な工法です。
合同会社ジージービーでは、
連続波レーザークリーナー(GGB-CW1500W・GGB-CW2000W・GGB-CW3000W・GGB-CW6000W)
と、
パルスレーザークリーナー(GGB-LM100WS・GGB-LM200WS・GGB-LM300WS・GGB-L500W・GGB-L1000W)
をラインアップし、お客様の加工対象や品質要求に応じた最適なシステムをご提案しています。
黒皮除去や塗装前処理、溶接前処理でお困りの際は、ぜひ合同会社ジージービーまでお気軽にお問い合わせください。

【実測比較】レーザークリーナーと電動サンダーを徹底比較!サビ除去時間は約4.8倍高速という結果に
レーザークリーナーは電動サンダーより本当に速いのか?
「レーザークリーナーはサビ取りが速いと聞くけれど、本当に電動サンダーより効率が良いの?」
レーザークリーナーの導入をご検討されているお客様から、このようなご質問をよくいただきます。
そこで合同会社ジージービーでは、**GGB-CW1500W(1500W連続波レーザークリーナー)**と市販の電動サンダーを使用し、同一条件でサビ除去性能を比較しました。
カタログスペックではなく、実際にサビ除去を行った実測データをご紹介します。
試験条件
今回の試験は下記の条件で実施しました。
使用機種:GGB-CW1500W(1500W連続波レーザークリーナー)
比較機種:市販の電動サンダー
試験内容:赤サビ除去
試験面積:10cm × 20cm
同一条件・同一作業者による比較
実測結果
今回の比較結果はこちらです。
比較項目 | GGB-CW1500W | 電動サンダー |
|---|---|---|
作業時間 | 40秒 | 3分12秒(192秒) |
作業効率 | 約4.8倍高速 | - |
削りカス | 少ない | 多い |
作業後の清掃 | 少ない | 多い |
消耗品 | 基本不要 | 研磨ディスク交換が必要 |
レーザークリーナーは40秒で作業が完了し、電動サンダーの3分12秒と比較して約4.8倍高速という結果になりました。
なぜレーザークリーナーは作業時間を短縮できるのか?
電動サンダーは砥石を回転させながらサビを削り取るため、広い範囲では何度も往復する必要があります。
一方、レーザークリーナーはレーザー光でサビ層へエネルギーを集中させて除去するため、効率よく作業を進められます。
その結果
作業時間の短縮
作業者の負担軽減
作業効率の向上につながります。
作業後の仕上がりも比較
今回の試験では、作業後の状態にも違いが見られました。
電動サンダーは研磨方式のため、削りカスが多く発生し、作業後の清掃にも時間がかかります。
レーザークリーナーでは削りカスの発生を抑えられ、作業後の清掃負担を軽減できます。作業環境の改善や後工程の効率化という点でもメリットがあります。
人件費削減にもつながる可能性
例えば今回のように、1か所あたり約2分30秒以上短縮できる場合、同じ作業を繰り返す現場では大きな時間短縮効果が期待できます。
例えば1日に100か所施工する場合、
約250分(4時間以上)の作業時間短縮となる可能性があります。
さらに、
消耗品交換
清掃作業
作業者の疲労軽減
まで考慮すると、現場全体の生産性向上につながります。
※効果は母材・サビの状態・作業条件によって異なります。
レーザークリーナーがおすすめの現場
レーザークリーナーは次のような用途で導入が進んでいます。
H鋼のサビ除去
鉄骨のメンテナンス
建設機械のレストア
トラックフレームのサビ除去
配管設備のメンテナンス
工場設備のサビ除去
溶接前処理
塗装前処理
金型クリーニング
実際のワークで無料テスト加工が可能です
「自社の製品でも同じような効果があるのか試したい」
そのようなお客様向けに、合同会社ジージービーでは全国対応で無料デモ・テスト加工を実施しています。
実際のワークを使用し、
処理速度
仕上がり
母材への影響
最適なレーザー出力
まで確認いただけます。
レーザークリーナーの導入をご検討中のお客様は、お気軽にお問い合わせください。

レーザークリーナー導入前に知っておきたい「ヒューム対策」の重要性
レーザークリーナーは、サビや塗膜を非接触で除去できる次世代のクリーニング技術として、多くの製造業や建設業で導入が進んでいます。しかし、導入前に意外と見落とされがちなのが「ヒューム対策」です。
レーザー照射では煙が発生する
レーザーでサビや塗膜を除去すると、除去された物質は微細な粒子となって空気中へ飛散します。これをヒュームと呼びます。
特に塗装や防錆剤、油分が付着した母材では、VOC(揮発性有機化合物)を含む煙が発生する場合もあるため、適切な吸引設備が必要です。
ヒューム対策を行うメリット
・作業者の健康リスクを低減
・レンズの汚れを抑制
・レーザー出力の低下防止
・機械の故障リスク低減
・作業環境の改善
吸引装置を適切に使用することで、レーザークリーナー本来の性能を維持しながら、安全な作業環境を構築できます。
レーザークリーナー選びは吸引設備も重要
レーザークリーナー本体だけでなく、
・HEPAフィルター搭載
・活性炭フィルター搭載
・十分な吸引風量
・メンテナンス性
まで考慮して選定することが重要です。
合同会社ジージービーでは
合同会社ジージービーでは、レーザークリーナーだけでなく、用途に合わせたヒューム吸引装置や安全対策まで含めてご提案しています。
「安全にレーザークリーニングを導入したい」
「どの吸引機を選べば良いかわからない」
という方は、お気軽にご相談ください。

H鋼のサビ取りはサンダーとレーザークリーナーどちらがおすすめ?違いを徹底比較
H鋼のサビ取り方法でお悩みではありませんか?
鉄骨やH鋼のサビ取りでは、従来からディスクサンダー(グラインダー)が多く使用されてきました。しかし近年では、レーザークリーナーによるサビ取りが注目を集めています。
それぞれの特徴を比較してみましょう。
サンダーによるH鋼のサビ取り
サンダーは研磨ディスクでサビを削り取る方法です。
メリット
導入コストが比較的安い
身近な工具で作業できる
デメリット
母材まで削りやすい
ディスクなどの消耗品が必要
粉塵や火花が多く発生する
作業者の負担が大きい
レーザークリーナーによるH鋼のサビ取り
レーザークリーナーは、高出力レーザーでサビだけを効率よく除去する最新の表面処理技術です。
メリット
母材へのダメージを抑えやすい
消耗品をほとんど使用しない
粉塵や廃棄物を削減できる
複雑な形状のH鋼にも対応しやすい
大面積の施工にも対応できる高出力モデルが増えている
サンダーとレーザークリーナーの比較
比較項目 | サンダー | レーザークリーナー |
|---|---|---|
サビ除去性能 | ○ | ◎ |
母材へのダメージ | △ | ◎ |
消耗品 | 必要 | ほぼ不要 |
粉塵 | 多い | 少ない |
作業効率 | ○ | ◎(高出力機) |
大面積施工 | △ | ◎(3000Wクラス以上) |
H鋼のサビ取りはレーザークリーナーという新しい選択肢
近年では、3000Wクラスの高出力レーザークリーナーの普及により、H鋼や鉄骨などの大面積のサビ取りにも対応できるようになりました。
作業効率の向上だけでなく、消耗品コストの削減や作業環境の改善にもつながるため、建設業・鉄骨加工業・橋梁メンテナンス・製造業など、さまざまな現場で導入が進んでいます。
合同会社ジージービーでは、お客様の施工対象に合わせた最適なレーザークリーナーをご提案しています。H鋼や鉄骨のサビ取りでお困りの方は、ぜひ全国対応の実機デモをご相談ください。

レーザークリーナーの全国出張デモ実施中
合同会社ジージービーでは、レーザークリーナーの全国出張デモを実施しております。
「鉄骨の錆除去ができるか知りたい」
「橋梁の塗装剥離に使えるか試したい」
「金型クリーニングの効果を確認したい」
このようなお客様向けに、実際のワークを使用したレーザークリーニングデモを全国対応で行っています。
パルスレーザークリーナー・CWレーザークリーナーの両方に対応し、錆除去、塗装剥離、溶接焼け除去、金型洗浄、設備メンテナンスなど幅広い用途で評価試験が可能です。
北海道から沖縄まで、お客様の工場や現場へ直接お伺いし、レーザークリーナーの性能や作業効率をご確認いただけます。
レーザークリーナーの導入をご検討中の企業様は、ぜひ合同会社ジージービーの全国出張デモをご利用ください。
お気軽にお問合せください。

射出成形金型のカーボン除去にレーザークリーナーは使えるのか?
射出成形工場では、金型に付着するカーボン(炭化物)やガス焼けによる汚れが品質不良の原因となります。近年、人手不足や生産効率向上の観点から、レーザークリーナーを活用した金型洗浄が注目されており、弊社への問い合わせも増えております。
そこで今回は射出成形金型のカーボン除去にレーザークリーナーが使えるのか、そのメリットや注意点を詳しく解説します。
なぜ射出成形金型にカーボンが付着するのか
射出成形では樹脂を高温で溶融し、金型内に充填します。
この過程で、
樹脂の熱分解
添加剤の残留
ガス焼け
離型剤の蓄積
などが発生し、金型表面に黒色のカーボン汚れが付着します。
特に、
ABS
PC
PA
PBT
PPS
などの樹脂では発生しやすい傾向があります。
カーボン付着による問題
カーボンを放置すると、
成形不良
黒点
異物混入
転写不良
が発生します。
品質低下
金型表面の状態が悪化し、
光沢不良
シボ転写不良
外観不良
につながります。
生産停止
定期的な金型清掃が必要になり、設備停止時間が増加します。
従来のカーボン除去方法
有機溶剤洗浄
最も一般的な方法です。
メリット
設備不要
導入しやすい
デメリット
手作業が多い
洗浄ムラ
薬品管理が必要
ブラシ研磨
ワイヤーブラシや研磨材で除去します。
デメリット
金型表面を傷つける可能性
シボ面への影響
超音波洗浄
複雑形状には有効です。
しかし、
洗浄液管理
洗浄時間
設備費用
が課題になります。
レーザークリーナーはカーボン除去に使えるのか?
結論から言うと、非常に有効です。
レーザー照射によって、金型表面に付着したカーボン層のみを加熱・蒸散させることで除去できます。
レーザークリーナーのメリット
非接触洗浄
ブラシや研磨材のように接触しません。
そのため、金型表面へのダメージを抑えやすくなります。
消耗品が少ない
基本的に必要なのは、
電力
保護レンズ
集塵フィルター
程度です。
シボ面に対応しやすい
自動車内装部品などのシボ加工面は、研磨による損傷リスクがあります。
レーザー洗浄は接触しないため、シボ形状を維持しやすいという特徴があります。
分解工数削減
対象によっては、金型を完全分解せずに洗浄できるケースがあります。
自動車業界での活用例
特に以下のような金型で活用されています。
射出成形金型
インパネ部品
コネクタ部品
内装部品
プレス金型
油汚れ除去
カーボン除去
ダイカスト金型
離型剤残渣除去
焼付き除去
レーザー洗浄に向いている汚れ
汚れ | 適性 |
|---|---|
カーボン | ◎ |
ガス焼け | ◎ |
離型剤残渣 | ◎ |
油汚れ | ○ |
厚い錆 | △ |
パルスレーザーとCWレーザーはどちらが向いている?
金型洗浄用途では、一般的にパルスレーザーが有利です。
理由は、
熱影響が少ない
微細形状に対応しやすい
シボ面との相性が良い
ためです。
パルス機が向く用途
射出成形金型
精密金型
シボ加工面
CW機が向く用途
厚い汚れ
錆除去
鉄骨や大型設備
レーザー洗浄導入時の注意点
出力設定が重要
高出力すぎると、金型表面の温度上昇を招く場合があります。
弊社は現場に赴き最適なパラメーター設定を行います。
ヒューム対策が必要
カーボン蒸散時には煙が発生します。
そのため、
集塵機/ヒューム吸引装置の併用が推奨されます。
事前テストが重要
金型材質や汚れの状態によって最適条件は異なります。
弊社は導入検討中の企業様への無料デモを行っておりますので
実機での事前テストをおすすめします。現場に赴き最適なパラメーター設定を
行い、デモさせて頂きます。
まとめ
射出成形金型のカーボン除去にレーザークリーナーは非常に有効です。
特に、
金型を傷つけたくない
清掃時間を短縮したい
シボ面を維持したい
薬品使用量を削減したい
という現場では大きなメリットがあります。
最近は自動車部品メーカーを中心に導入が進んできており、金型メンテナンスの効率化手段として注目されています。
無料サンプルテスト受付中
「このカーボン汚れは落ちるのか?」
「シボ面に影響はないか?」
など、ご不明な点がありましたらお気軽に弊社までご相談ください。
テストピースを弊社に送って頂いてのサンプルワークや現場での実機デモにも対応しております。
